世界を抱き締めたい時なんてあるわけねーだろがい。
そんなことを思いながら出されたお題に答えたのがこちらの曲です。
わりと本編で言いたいことは言っているので、補足程度に書いていきます。
この曲と同じように、当たり前すぎたり簡単すぎたりして見過ごしてしまって、ふとしたとき聴いてに「あぁそうだよな」と思わされた曲がもう一曲だけあります。それはいいタイミングがあったら改めて紹介したいなと思っている曲なのですが、如何せん少し後ろ向きな曲なので好みが分かれそうです。
さて、生きることだけで精一杯で、周りの言葉や周りの目に流されたり、雁字搦めになったり、傷ついたり、自信をなくしたり。自分を否定して何者にもなれないと諦めて、でもそれを認めることもできない中途半端な自尊心を持ち続けて息をする。生きるというのは呪いなのです。
自分は好きなことをやって生きている方ではありますが、周りの目や常識に気を取られて「このままでいいんだろうか」と悩むときがあります。
このままでいいし、このままがいいと思いながら、どこか人と違う道を歩いていくことに自信が持てなくなって、どうにか「普通」や「常識」の箱の中に入って安心してみたくなる、そんな日が。
私の歩幅で生きていく。
私を叶えて生きていく。
どうせどう生きても、この時代には安心も安定も絶対もない。どう生きても必ず苦しいし、努力も必要。それなら、好きなことだけを選んで苦しんでいたいじゃないか。苦しんでみようじゃないか。
そう格好つけながら「好き」「やりたい」「これがいい」に傾いてしまう自分を、いつもこの歌は肯定してくれるのです。
だって、自分がどう生きても、誰がどう生きても、そんなこと関係ないのですから。
今回のレビューは
OwaiKnight FM | Movement Radio #25
【こんな方法もあり!ミュージシャンの考えに影響を与えた曲の編成】
で、パーソナリティセレクションとしてご紹介した曲です。
記事作成
▶ 木下ひばり
https://owaiknight.com/hibari-kinoshita_profile/
一週間始まるのが憂鬱な人が、ちょっとだけ気楽に月曜日を迎えられるような、しょうもない面白おかしい話をお届けしていきます。
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